こんにちは。エンアナ編集部です。
去った10月17~18日に沖縄県青年会館にて、一般財団法人 日本環境衛生センター様主催の「工作物石綿事前調査者講習」を受講してきました。
すでにご存じの方も多いと思いますが、2026年1月1日以降着工の一部工作物について、解体工事・改修工事・メンテナンス工事の際に、工作物石綿事前調査者をはじめとする有資格者による事前調査の実施が義務化になります。
工作物の事前調査については、建築物とは用途が異なるため、事前調査にはより専門的な知識が求められます。
※工作物の種類やアスベストの使用部位、必要な資格については、別記事(工作物のアスベスト事前調査とは?対象範囲と流れを解説)でも解説しています。
講習会は2日間に渡って行われ、
【1日目】石綿に関する基礎知識と工作物に対する知識や事前調査の手順
【2日目】実際の調査での留意点や調査報告書の作成
といった題材を中心に、アスベスト事前調査全般における留意点を確認できる内容でした。
講習会の中では時折、講師の方による小ネタや質疑も飛び交い、個人的には今後の調査においてとても参考になりました。
一般財団法人日本環境衛生センター様によるアスベスト関連の講習会については、下記サイトからもチェックできます。受講がまだの方はぜひ検討してみてください。
アスベストに関する法規制の改正は、これからも続いていくことが予想されるため、今後も最新の情報を発信していきます。
以上、エンアナ編集部からでした。


